みなさんこんにちは!
Kateです。(Twitter:@kate_thx)
この記事を見ている方は、「吃音をお持ちの方」もしくは「周りに吃音者がいる方」のどちらかであると思います。
中等症の吃音である私の実体験などを赤裸々に公開し、少しでも「吃音」に理解のある世の中になるよう不定期ですが感じたことなどを発信をさせていただきます。
最後まで読んでいただけると幸いです!
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目次
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ここ半年の近況と現状
2022年4月で入社4年目を迎えました。
4年目となる前に、これまでの3年間を振り返り全社員に向けて
・これまでの従事してきた業務内容
・携わった案件の成果
について約30分の持ち時間で発表をする場がありました。
3ヶ月かけて上司と指導員と共に3年間の振り返りと発表資料を作成、また何度も上司と吃音についてミーティングを重ね、
事前に役員などへ
「吃音で吃ったり変な沈黙となる場合があるが、温かい目で見守ってほしい」
と、根回しをしていただきました。
発表当日は、役員会議室の壇上で発表、全国の視点とZoomを繋いで全社員はオンラインで視聴する形でした。
案の定、自己紹介でどもりが発生し、変な空気に。w
その後もしっかり吃りながらも、なんとか持ち時間内に発表を終えることができました。
私の場合、発言中に見られることや注目されることでの吃音症状のイメージではなく、
言える時/言えない時のタイミングの波が激しいことが主な症状である認識です。
前日のプレ発表練習では、ほぼ吃りも無く、スムーズに発言することができていました。
この波を自分自身でコントロールできないことへのもどかしさが残る発表会となり、吃らない為の発声練習の成果は発揮できなかった発表会となりました。
ただ、全く言葉が出てこない瞬間がほとんど無くなったコトは、これまでの発声練習の成果と感じました。
吃っても、少し間をおいて軽く深呼吸することで次のワードが突っかかりながらも音として出てくるようにはなりました。
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最近の悩み
プライベート/会社 問わず、「電話」対応への拒否反応が日に日に増している感覚です。
こちらから発信する場合は、あらかじめ発言する内容を整理してマニュアルのように話すように準備しますが、いざ電話が始まると準備の意味もないほど言葉が出てこず、会話にならないこともしばしば。
電話は対面ではないので、ジェスチャー/文字/絵を使っての説明が一切できないことが、吃音者にとっては一番の悩みどころではないでしょうか。
この回避策は今のところ見出せていませんが、私の場合苦し紛れに「後で詳細をメール発信します」と逃げることも多くあります。
ただ、内容にもよりますが相手からの着信の場合は何故かスムーズに対応できることが多いです。
これは自己分析ですが、自分発信の場合、伝えたい内容をこちらがイチから説明する必要があり、自然と発言回数が多くなります。
逆に相手からの着信の場合、会話内容は相手が握っていて、こちらは大きくはYes or No で答えることが多いことが挙げられると思います。
会社員をしていると、いろんな人とコミニュケーションを取らないといけない場面が多いです。
もちろん電話で対応することも多い。
特に急ぎの案件などは、スピードが求められるので電話での対応になってしまいます。
電話での対応は必要最低限に抑え、先手先手でメールを発信するようにしています。
電子関係が発達している現代だからこそできるメールでのやり取り。
用途ごとに電話も使い分けることができるようになりたいですね。。
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なるべく吃らないようなテクニック
吃音に関する書籍や、言語聴覚士の先生方もよくレクチャーしていただくテクニックですが、
息を吐くように、一呼吸で発言をしてしまうやり方です。
最初の一文字目が発言できれば、少し早口になってでも、一呼吸で全て言い切ってしまうことは皆さんできると思います。
ここでの注意点は2点!
●言い始めたらなるべく声のボリュームを上げること!
➡︎私も含め吃音者は、声量が小さくなる傾向にあります。声量不足で相手が聞き取れなかった場合、聞き返される場合があります。
同じ内容を繰り返せばいいだけではありますが、最初の文字がまた出てこない可能性があり、変な間が生まれることがあります。
●しゃべり出すことができたら、息を吐くように止まらずに発言したい内容を言い切ってしまうこと!
➡︎私は、最初の一文字目を発声でき、話し始めることができれば「勝った!」と自分自身で思い込んでいます。
吃音者は最初の一文字目がなかなか出てこない。話し始めることができれば一気にしゃべることができ、普通の人と変わらない発声になる人がほとんどです。
発言している途中で止まってしまうと、最悪です。発言を再開したくても、その一言目が出てこない場合があります。
また、テクニックとして私は常にノートとペンを持ち歩くようにしています。
理由としては、しゃべることができなくても、文字や絵を駆使して伝えることはできるからです。
私は吃りがひどい場合、言いたいことをノートに文字で書き読んでもらうこともやっています。
このやり方は手間がかかりますが、確実に相手に伝えたいことを視覚的にも伝えることができます。
ノートなどを用いると、丁寧に対応してくれていると言った反応も多くありました。
かなり使えるやり方ですので、オススメです!
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吃りを警戒して全体的にくち数が少なくなってしまう
発声練習ではどもることなく発言できるのに、いざ対人での会話となると何故か言葉が出てこない。
これが続くと、「発言する」ことに対してどうせどもるし発言できないからと言ってマイナスなマインドになり、私の場合は次第にくち数が減っていました。
「おとなしい」「あまり喋らないね」と言った印象を持たれてしまい、自分の実力が存分に発揮できない状況にもどかしさを覚えれしまうので、
相槌や発言できるタイミングでは積極的に単語だけでも言うなど、小出しにしていくことで周りからの目もそこまで気にしなくなると思います。
あとは、堂々としていることですね。
「吃音ですけど何か?」ぐらいのマインドで外見から堂々としていると総合的に少しは吃音をカモフラージュしてくれる効果もあると思います。
まとめ
「中等度の吃音」
と診断され、もうすぐ2年が経ちます。
定期的に神奈川県の北里大学病院で言語聴覚士による吃音改善克服に向けてのトレーニングを受けています。
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少し和らいだようにも思ったりしますが、全体的に見ると克服に向けてはあまり進歩していないような感覚です。
ですが、諦めず少しずつでも改善ができるようこれからも発声/発音練習に取り組んでいこうと思っています。
今後も、私の吃音について定期的に発信していきます。
この情報があなたの役に立つかはわかりませんが、一緒に克服に向けて一歩ずつ前に進んでいきましょう!
ではまた!