吃音

吃音持ちの悩みと現状を告白。そして対策/回避方法を模索中。吃音に対して理解のある世の中に!|社会人3年目【2021年11月現在】

Kate

化学メーカーに就職。技術職。小学生時代から軽度の吃音症を発症。現在も、吃音症と共存を決めた20代会社員です。。 趣味は、国内外旅行。就職と同時に株式投資を始めました。 このブログでは、株式投資・生活お得情報や趣味である国内外旅行などを発信していきます!



みなさんこんにちは。

Kateです。(Twitter:@kate_thx

この記事を見ている方は、「吃音をお持ちの方」もしくは「周りに吃音者がいる方」のどちらかであると思います。

中等症の吃音である私の実体験などを赤裸々に公開し、少しでも「吃音」に理解のある世の中になるよう不定期ですが感じたことなどを発信をさせていただきます。

最後まで見ていただけると幸いです。

目次

この1年で吃音に対する考え方が少し変化した

この1年で吃音に対する価値観が変わりました。

まず、客観的に人が会話している様子を見たときに
「この人吃音ぽくない?」
といった人がいっぱいいるような気がしてきました。

どもる=吃音 とまでは言いませんが、皆さんの周りにも発言する際に吃っている人は多くないですか?

この地球上で確立された言語を受信/発信できるのは、おそらく人間だけです。

ですので、言葉を発することができないことが当たり前と考えるようになりました。

合わせて読んでほしい吃音持ちの悩み。理解のある世の中に!【2021年2月現在】

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また、「Abemaプライム」で吃音が議題となった回がありました。

このYouTube動画は皆さんに見ていただきたいです。

吃音者の悩みや、社会的に吃音がどのような立ち位置であるか考えるキッカケになると思います。

でもやっぱり、どもるし発言が怖い

どれだけ準備しても、どもる時はどもる。

沈黙が続くあの時間は苦痛でしょうがないですよね。

一歩踏み出して発言したものの、「発言」することが怖くなって黙り込んでしまう場面は多いのではないでしょうか?
私はしょっちゅう黙り込んでしまいます。

この繰り返しを日々続けていますが、気が病んでしまう人がいることもすごくわかります。

私は、体を動かすことがストレス発散方法で吃音のことを考えない時間を作るようにしています。

この本と出会って少し前向きに!

まずは、『吃音』について詳しく理解のできるこの本をオススメします。

九州大学の菊池先生が書かれていて、先生自身も吃音を持っています。

小学生でもわかるようなイラストや優しい表現で書かれているのでとても読みやすく、吃音の人が周りにいる人にも是非読んでもらいた内容になっています。

 

次に、「吃音」を少しでも和らげる・克服するための本です。

吃音はいまだに、確立された治療方法が無いと言われています。

その中でも、発音練習を繰り返すことでどもる頻度を和らげたり、克服できる手段の一つとされています。

どのような発声・発音練習が効果的なのかは個人差があるようですが
誰にでも当てはまるような練習方法が記載されています。

この本はオススメです。私も少しどもりが和らぎました。

同僚へカミングアウト

社会人3年目となり、後輩も増えました。

私が所属しているグループは、15名ほどいます。

メーカーの技術職で働いており、業務内容はユーザーへの製品説明やテスト立会など、「会話」する機会が多い職種です。

これまで製品プレゼンを何度かやりましたが、やはりどもることが多くお客さんから
「ん?どうした?大丈夫?」
など、声をかけられることも多々ありました。

このままではお客さんにも迷惑をかけるし、会社の代表として訪問しているわけで会社イメージもダウンすることが大いに想像できたので、思い切って上司・先輩・後輩関係なく、私の吃音の症状や現状に付いてカミングアウトすることを決意しました。

全員の前で言うのではなく、個別に15分ほどお時間をもらい対面で説明をしました。
また、説明するときもどもりが出る可能性が合ったので、事前に箇条書きで言いたいことをまとめ、最悪の状況も考え
「読んでください!」といったスタイルにしました。

反応としては、
・そうなの?全くわからなかった。
・確かに言いにくそうなとき何回かあったね。

など人によって感想は異なりましたが、
「Kateが感じているほどわからないし、そこまで気にすることでもないよ」

と言ってくれ、カミングアウトすることで気が楽になりました。

甘えるわけではないですが、周りからも理解も得られプレゼンなど人前で話す機会のある業務は今は避けてもらうようにしています。
その代わり、他の業務をしてます。

これまで、カミングアウトすることも何度も考えましたが周りからの反応が少し怖かったのと、カミングアウトするときに吃って変な感じになることが嫌で避けていました。

人間1人で生きているわけではないですし、周りのサポートももらいながらギブアンドテイクの心で助け合いながら活動できていると思います。

確かに、コミニュケーションに少しビハインドをとってしまう吃音はマイナス要素が多いように思えますが、自分自身のことを知ってもらうためにもカミングアウトしてさらけ出す大切さを今回感じました。

まとめ

「中等度の吃音」
と診断され、もうすぐ1年が経ちます。

定期的に神奈川県の北里大学病院で言語聴覚士による吃音改善克服に向けてのトレーニングを受けています。

北里大学病院での吃音レッスンについて【吃音治療】北里大学病院に行ってきました|予約方法や実際のトレーニングの流れについて解説

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少し和らいだようにも思ったりしますが、全体的に見ると克服に向けてはあまり進歩していないような体感です。

ですが、諦めず少しずつでも改善ができるようこれからも発声/発音練習に取り組んでいこうと思っています。

今後も、私の吃音について定期的に発信していきます。

この情報があなたの役に立つかはわかりませんが、一緒に克服に向けて一歩ずつ前に進んでいきましょう!

ではまた!



  • この記事を書いた人

Kate

化学メーカーに就職。技術職。小学生時代から軽度の吃音症を発症。現在も、吃音症と共存を決めた20代会社員です。。 趣味は、国内外旅行。就職と同時に株式投資を始めました。 このブログでは、株式投資・生活お得情報や趣味である国内外旅行などを発信していきます!

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